2009年11月21日 (土)

「ぼくは無職だけど働きたいと思ってる。」

ちょいと気弱な営業マンの「ぼく」。いきなり会社をクビになり、求職活動するも不採用の嵐。少なくなる貯金、荒れ放題の部屋でネットに逃避。チャットで女の子と知り合うも、その娘に引きこもり生活を責められ「負け犬!」と罵倒される…というタイトルどおりのエッセイコミック。内容は(こう言っちゃなんだけど)よくあるストーリーですが、絵柄に嫌味がなくて、まあ面白かったです。
主人公が捨て猫を拾いアパートで飼い始めるのですが、その猫がすごい可愛い。これ以上ないくらい単純化された、まるで記号のような「猫」なのに。ここんとこだけここでチラ見してください。
気になったのは表紙のデザインと装丁。色使いといい構図といい、まんま「ツレうつ」じゃないですかー。これはちょっとどうなの。

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朝起きたら、もさもさと雪が積もっていてビックリ。11月にこんなに振るなんてめずらしい。

ユニクロの直営店で、朝6時から先着順にヒートテックのセールがあったのですが、この寒いのに並ぶ人ってどのくらいいるのかなあ。
あんパンと牛乳をプレゼントしてくれるらしいけど、雪の降る戸外でパック牛乳…寒い…
とか思いながらカーテンを開いたら、お向かいの旦那さんがタイヤ交換中。きっとこの連休中にやるつもりだったんでしょう。お疲れさまです。

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今日は(今日は?)ちゃんと家中に掃除機をかけようと思い、ベッドの下の衣装ケースも動かしてみたら、見なきゃよかったと思うほど大変なことになっていました。
猫毛、ホコリ、乾燥した猫ゲロ。こんなホコリの上で寝てたんかい!と自分に突っ込み。
今後はもう少し気をつけます…

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2009年10月23日 (金)

「猫のひたいほどの家」


私の反面教師である横森理香さんの家造りの本。

「をを、ついに一戸建てか」とワクワクしながら読んだのですが(ヤな女だな)、つまんなかったな~。だって前回の本と内容が同じなんだもの。
1.今住んでいる場所が、いかに自分のライフスタイルに合わないかを蕩々と述べる
2.引っ越しにあたって、家の不用品を捨てまくる
3.素敵なお家で新生活
同じじゃん!なんもかわってないじゃん!
前回は杉並の一戸建てを売るにあたって「家も立地もダサいし、こんな場所に住んでたら精神を蝕まれる」とか言ってましたが、今回のはちょっと凄かった。
「この場所に住んでる人は肺ガン率が高く、『肺ガンストリートと呼ばれてる』と医者に言われた」だって。あ、あのー、そのマンションに住んでる人、アナタの本をチラ読みくらいはしてると思うよ。たった数年前「こんなお洒落な場所に住んでる素敵なアタシ」とさんざん言ってた場所なのに、引っ越しにあたってそんな後ろ足で砂をかけるようなことしなくても~
しかも配管が古くて水の流れがどうのと、そんなことわかってて、でもオサレ度を優先して買ったマンションじゃなかったのか?
で、肝心の新居は半注文住宅と言いつつ建て売りなので、家造りの本として読むべきところもなく…「バスルームを広くした」「子ども部屋のファブリックがどうの」「デッドスペースを猫トイレに」とかの今さらネタで、ここらへんはむしろボルテージが落ちてる感じ。
ライフスタイル本と言うほど主張もなく、ノウハウ本と言うほど内容もなく、ネタとしてもイマイチで突っ込みどころがなくて残念。

家造りの本はもともと好きなので(建てる予定もないのに)よく読むんですが、今まで読んだなかでいちばん面白かったのは、秋本尚美さんの「家とオトコと猫」だなあ。ここまでやれば天晴れでしょう。注文住宅って、こういうことだと思う。


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実は本日、発熱により自宅療養中です。
37.0から37.5をいったりきたり。昨日は喉が痛かったけどそれは治まったし、頭痛も節々の痛みもなく、食欲はアリアリ。
普段はこの程度じゃぜったい病院なんて行かないんですが、時節柄、いちおう薬は出してもらったものの「飲むべきか、飲まないべきか」とか考え込んでたりして。
熱って、体が出したいから出るもんですよね。それをカロナールで抑えるのっていいことなのか…?(でも結局、さっき飲んだ)
実は新型インフルで、コレが最後のエントリとかになったらやだな。心残りで化けて出そう。

週末はお天気がいいので、自転車で出かけたいのにー。

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2009年9月12日 (土)

「ファンタジウム」

  

「ファンタジウム 2〜4」杉本亜未


1巻を買ったきりになっていたので(バカ?)、まとめて購入。
巻を重ねるごとにボルテージが上がってきて、4巻の「続く」で「ええー、こ、ここで『続く』ですかああー!」と思わず悶絶。どうなってんのこの続きは!?
杉本亜未のマンガって、ホントに真面目だ。そうだよ、マンガっていうのはこういうものなんだ!ああ、マンガ読んできてよかったなあとしみじみ思ってしまう。良と北條が寝転がって夕陽をながめるシーンに泣けた。なんて美しいんだろう。
杉本さんてJUNE出身なんですが、私はJUNEの本質は「家族」だと思ってるんです。愛されなかった子どもや、居場所のない人間が「還るべき場所」を求める物語。杉本さんのマンガは、いつもそういう話だよね。
三浦しをんも言ってた。「杉本亜未は常に渾身の力で、人間がなにを魂の糧として生きるのかを表現する」
こういうマンガはもっとたくさんの人に読んで欲しい。おすすめです。

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2009年7月31日 (金)

「レインツリーの国」

「レインツリーの国」有川浩

15年ほど前に読んだとある小説のあとがきに「小道具にMOを使いたかったけど、『MO』がなんであるかをどのていど説明する必要があるのか悩んだ」とありました。それからするとこの「レインツリーの国」なんてまさに隔世の感ですな。
ベストセラー「図書館戦争」シリーズのスピンオフ企画本。同時発売でしたが、こちらは文庫になったので購入。小道具はイマドキですが、内容はすっごく優等生な青春小説。中学生の読書感想文の課題図書とかになりそう。

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2009年7月24日 (金)

グイン・サーガの思い出 2

あいかわらず栗本薫について悶々とする日々。
ああ、誰かと語り合いたい。リアルタイムでグインを読んでて今も読んでるよ、と言う人いませんか。いねーか。


グイングイン言ってますが、初めて買った栗本は「翼あるもの」のハードカバーでした。初版よ、初版。下巻が好きで、何度読み返したかわからないくらい。
「真夜中の天使」もハードカバーで持ってる。まだ高校生(をを!)だったからー、親にばれないよう隠し持ってましたよ。
「ぼくらの時代」も高校時代に読んで、グイン読み始めたのは社会人になってからだから、まあ年季の入ったファンと言っていいですよね。
ぶっちゃけ、青春の一ページを捧げた作家だから、ここ10年くらいの「グイン・サーガ」の惨状は…それでも読んでますけどね。

オタクで腐女子なグインファンは「もー、どうなってんのよ。どうすつもりなのよ!」と怒ったり悲しんだり同志と語り合ったりしてりゃいいけど、一般のこっちの世界のことなんか何も知らない純情なグインファン(いるんか、そんなの)が、今の「グイン・サーガ」を果たしてどう思っていたのか、それにすごく興味がある。
そして、夫でありプロデューサーでもあった今岡氏が、あの「グイン・サーガ」をどう思っていたのかもヒジョーに気になるところです。

マンガだったら「ああ、このマンガ家さん、すっかり一時の勢いがなくなったな。枯れちゃったな」と思うことはままあるのですが、小説にだってそれがあるんだなあと思うほどには、私は長く栗本薫を読んでいたんです。
記憶を辿ってメモしてみたら、多分リアルタイムで読んでいたのは24巻の「赤い街道の盗賊」まで。発行年は…1986年!?え、それでも23年も前なの!!!?? 「ヴァラキアの少年」も同じ年に発行だから、やはり私のグイン歴は1986年で一度止まってるらしい。「小説道場」はしばらく読んでたけど…そうか、そんなになるのか…

1986年前後になにがあったかというと、ご長男が産まれたのがちょうどその頃。舞台を始めたのもこのころ。本人的には順風満帆、絶好調じゃなかろうか。でも昔からの読者が離れ始めた時期でもある…なにやら興味深いな。


ここしばらくいろいろ検索してて、今さらながらに栗本薫がネットで叩かれたり、2ちゃんに専用スレッドが多数あったことを知って、ちょっと驚きました。叩かれてたことに驚いたわけではなく、まだ彼女を叩いてる人がこんなにたくさんいるってことに。
私はすっかり「あの人は今」扱いされてるもんだと思っていたのですが、ウォッチされるほどには時の人だったんだ。てか、公式サイトの「神楽坂倶楽部」が突っ込みどころ満載だから、ウォッチャーにはたまらん人材だったのか。

その公式サイト、今はまだ見られますから興味のある方はどうぞ。すごいですよ。何がすごいって、何もかもが。見れば判るけど。
色といいレイアウトといいフォントサイズといいリンクの貼り方といい…もうどこから突っ込んでいいのやら。薫さん(この場合は梓さんか)ご本人が作ってるのね?そりゃわかるけどさ。わかるけどこれはあまりにも!

彼女のまわりには絵心のある人も大勢いるはずだし、ご本人だって一時はマンガ家をめざしていたハズ。事務所の人とかハヤカワの担当とか、誰もなにも言わなかったの?プロのデザイナーに任せろとは言わないけど、10数年前の私だってはじめて作ったホムペの見た目は、あれよりはあきらかにマシでしたよ。
ファンからは「読みにくいからなんとかならないか」という意見もあったらしいけど、ご本人は「どこがどう読みにくいのか言ってもらわないとわからない」とご立腹だったらしい。いや、だからそういうレベルじゃ…
もちろんすごいのはデザインだけでなく、その内容(日記)もなんだけど。でも過去ログはもう見られなくなってる。

あれだけ交友の広かった人なのに、リンクのページが寂しい。晩年の彼女のまわりには、もはや信者といってもいいくらいの妄信的なファンしかいなかったんだろうか。ニフのパティオにずいぶんとハマっていたし、そりゃそういう場には信者しかいないからなあ。
グイン・サーガのあとがきにくりかえし書いてたよね、「いろいろ言う人もいるけれど、今のグインのほうが昔よりおもしろい、という人もたくさんいる」って。批判に対してはかなり敏感になってたように思える。私も500円読者と言われるかな。あ、ブクオフで105円で買ってるから105円読者?(しかも本人に印税が入らない)


でも、私はやはり栗本薫が好きです。以前のエントリに「私を構成してる細胞の一部」って書いたけど、ホントにそうだと思う。だって10代の終わりから20代前半までを蜜月のように一緒に過ごした作家だもの。
こんな作家にはもう二度と出会えないと思います。
ノスフェラスの荒野を、イドの谷を、レントの海を、アルゴスの草原を、私は彼らと一緒に旅しました。ルードの森で焚き火を囲み、黒曜宮でケイロニアワルツを踊り…
私の旅は終わってしまったけど、それはそれはとても楽しい旅だったよ。


ああ、でもやっぱりこれが未完なのはなんとも勿体ない。
誰か解体して再構築して100冊でキレイに完結させてくれえぇ。

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2009年7月19日 (日)

雨の連休

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見てるだけで辛そう


開店したばかりの輸入食材店「外国マート」にて、レッドカレーとグリーンカレーのペーストを購入。
「これは辛いだろうな。すっごく辛いよね」とわかってるつもりで、とりあえず水の分量はそのまま、ペーストを半分入れてみた、ら。
予想どおり(だったら入れるなよ)、食べられないくらい辛っっ!

泣きながらおたまでルーを半量掬い、水を足してココナツミルクと「こくまろカレー」を一かけ入れるも、まだ食べられるレベルじゃありません。また半量掬って水を足し、悩んだすえホワイトソースを入れてみました。
これでようやく「今日のカレーはけっこう辛いね」レベルになって一安心。
でもこれは果たしてカレーなのか…?
やはり本場のグリーンカレーは、大さじひとつ位をスパイス代わりに入れるくらいが、私にはいいみたい…分量どおりに作って食べてる人っているんでしょうか。

その「外国マート」ですが、ちょっとほかでは買えない雑貨なども置いてあり、なかなかおもしろいお店です。
ミネラルウォーターとか、お菓子なんかもありますよ。

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栗本薫についての複雑な胸中を熱く語っているサイトを見つけ、思わず心の中で握手。
そうなのよ、そうなのよ!

こっそりリンク  ttp://unasama.at.infoseek.co.jp/kurimoto/soyonara.html


ファンかと言われればもちろんファンなんだけど、だからといって「グイン最高!面白い、大好き!」と言えるわけではない。でも人から「えー、あんなのつまんないよ。昔は面白かったけどさ」とか言われると、「わかっとらん!」と反論したくなったりする。
なんなんだろう、このアンビバレンツな感情。
まあ、少なくとも私にこんな思いを抱かせる作家という点では、栗本薫は唯一無二と言っていい。

多くの人がそうだと思うけど、挿絵が加藤さんから天野さんにかわったあたりで、私は一度、読むのを止めました。「あれ、グイン・サーガってこういう話だったっけ?もっと面白かったはずなのに…」て感じでしょうか。
リアルタイムで読んでいたのは25巻あたりまでで、多分、外伝の「ヴァラキアの少年」が最後くらい。それからながーーーーいブランクを経て「また読みたいなあ」と思い直し、1巻から100巻あたりまで(あ、外伝もあるから120冊くらい?)ブクオフで買ったという。
半年くらい、出勤前の読書タイムはグインでした。ほとんど修行だったよ。途中1冊くらい抜けても気づかなかったりして。

言いたいこと、思うところもいっぱいあるけど、でもやっぱり「栗本薫」は私にとって特別な人なんだなあと。
ある一時代、雑誌「JUNE」に救われた女の子はたくさんいると思うし、学校でも職場でもホントの自分を隠して、コミケにしか自分の居場所を見つけられない、栗本薫はそういう「私たち」のひとりだったと思う。
私の居場所はどこにあるの?ってヤツ。


そんなわけで、150冊超の「グイン・サーガ」を、このまま並べておくべきかいっそ処分するべきか…悩んでます。でも「ヴァラキアの少年」だけは残すと思うけど。


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2009年6月27日 (土)

「根力で咲かせるバラつくり」

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葉ダニ発生中…


今年からミニ薔薇をプランターでいくつか育てています。しかし地植えと鉢植えでは手入れの方法がいろいろと異なるらしく…

葉が白っぽくなってきたのを「病気かなあ」なんて思っていたのですが、虫でした。葉の裏側に葉ダニが…(赤っぽいプツプツ。ちっさーーーい虫)
葉ダニというのは乾燥を好むので、プランターの薔薇にほぼ確実に発生します。あっという間に葉が落ちます。発生を抑えるためにはまだ寒い春先のケアが大切。

で、さっきホームセンターで「ダニ太郎」(このネーミング…)と、「粘着くん」を購入。汗だくになりながら散布しました。ダニ太郎はダニ専用殺虫剤で、これで落としたらその後のケアは粘着くんで。デンプン質の溶剤なので、これがかかるとダニは呼吸ができなくなります。
ダニの発生を抑えるためには、春先から粘着くんを使うと良いらしい。もっと早く知っていれば…

で、薔薇の上級者も初心者も頼りになる一冊がコレ

「根力で咲かせるバラつくり」


土作りからシュートの管理、剪定、農薬の選び方まで。分かり易くて詳しい!出版社は農文協。さすがです。
薔薇作りの本って、オサレなローズガーデンの写真がいっぱい載ってるようなのばかりで、実用性に欠けるのが多いのですが、この本はすごくためになりました。


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こちらは一季咲きの地植えの薔薇。とりあえず今年の秋はこいつの剪定をがんばりたいです。
貧乏性なので、花も葉もついてる古い枝をなかなか切れないんですが、どんどん更新しないと株が弱るそうです。
シュートも出てきたし、今年は切るぞ〜


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2009年6月24日 (水)

「ブライスカスタム基礎ノート」

一時ジェニーにハマり、買い集めたり(まあ、せいぜいトイザ限定品でしたが)、ドレスを作ったりしていたことがありました。
しかしドールの世界というのはハマればハマるほど果てしなくお金がかかるという恐ろしいところで、ちょっと熱が冷めたのを機に足を洗ったんですが、最近は一般人にもドール人気が広がっているんですねえ。

とくに「ブライス」はお洒落さんにも大人気。キモ可愛いというのかな。可愛いけどクセがあって、わりとブラックなところもあるというか。
コーディネイト本などもいっぱい出ていて、見ていて楽しいです。その中でもディープなのがコレ。

「ブライスカスタム基礎ノート」


ベースのブライスの頭部にカッターで切り込みを入れて植毛したり、アイホールを削って目を大きくしたり、眼球を加工して色を変えたりと、ほとんど「解体」の域。
しかしばらばらのパーツを組み立てると、ベースの10倍も美しいブライスカスタムの完成です。難しそう、でも楽しそう!

オクの世界ではそのブライスカスタムがけっこうな値段で取引されておりますが(50万とか…マジデスカ)、ものがものだけにオークションページも画像が多くてうっとりです。写真集を眺めているみたい。
「ブライス カスタム」で検索してみて下さい。

しかし人形者は「箱を開ける」のも嫌がる人が多いのに、ブライスは「カスタム」という、カッターを使うようなジャンルができてるのね。
100年後にはビスクドールのような扱いになるのかしら。でも塩ビじゃ100年も保たないか…

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2009年6月11日 (木)

「殺人データファイル」

「殺人データファイル」


冒頭にわりとアレな写真が何枚か掲載されていたので、そういう本かと思ったらぜんぜん違った。事故扱いか迷宮入りで終わりそうな地味な殺人事件を、しつこくも地道な捜査で解決し、犯人逮捕に至るまでを物語仕立てで書いたノンフィクションです。なにかに似てる…と思ったら、「刑事コロンボ」!
翻訳物なので少々クセのある文体なのですが、それもまたふた昔前のアメリカのテレビドラマみたいで雰囲気あり。面白かった~

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2009年5月27日 (水)

グイン・サーガの思い出

栗本薫さんが亡くなってしまった…
ここ数年「もしかしたら…」と思ってはいたけれど、ああやっぱり、と思いつつも、えっそんな、と考えたり。

「グイン・サーガ」を初めて読んだのは、かれこれ26年前。今も読んでます。新刊をすぐ買う!ほどでないにしろ、110巻までは本棚に並んでます。外伝もほとんど揃ってる。
分かり易い性格の私は、もちろんイシュトヴァーンのファン(当然)

グインは、多分私が「小説」を読み始めるきっかけになった本だと思います。グインはほんとにいろんな「きっかけ」を私にくれました。
エンターテイメントな本を読む面白さ、同人誌を作ること、今も付き合ってる同人仲間との出会いやらなにやら。
20数年前といえば、同人誌界もまだまだ黎明期。会費を集めてみんなでわいわい会報を作る会員制のサークルが多かった時代、もちろん私も某グインサークルに入りましたとも。そう、初めて参加したコミケ(もちろん晴海国際展示場!)はそのグインサークルのスペースに入れてもらったんだった。
ほんとにいろんなことがあったし、私も若かった。いろいろバカなことや恥ずかしいこともいっぱいやった。いやあ、ほんとに若かった!

グインは小説としてももちろん大好きだし、あの世界観ってのは他にないと思う。町の名前、国の名前、いろんな単位の名称…通貨は「ラン」、時間は「ザン」、距離は「モータッド」とか、そういうのも愛おしい。
でも小説としての面白さとはべつに、グインってのはまさに私を構成してる細胞の一部のような気がするの。若い頃の自分の写真を見ているような?


グインの続きは、多分誰かが書くと思う。私としては三浦健太郎さんにお願いしたい(漫画家だけど)…
でもオフィシャルじゃなくても、きっといろんな人が同人誌やウェブで書くんじゃないかなあ。書く人の数だけ、いろんなグインがあるというのもまた楽しいし、きっと薫さんはそれを面白がってくれると思う。


ああ、「朝日の当たる家」(栗本小説の中ではこれがいちばん好き…かも)が読みたくなっちゃったな。週末、実家に回収しに行きます。

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